生命保険の平均保険料はいくら?年代・年収別に解説

生命保険の平均保険料はいくら?年代・年収別に解説

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保険

生命保険は万が一のリスクに備えるのに有効だとされています。

そこで今回は生命保険の平均保険料について年代別・年収別に解説します。

生命保険の平均月額保険料

「公益社団法人生命保険文化センター」によると、生命保険加入者の平均年間保険料の月額は約3,1万円だとされています。

またこの平均年間保険料には、死亡保険や医療保険のほか、個人年金保険や学資保険などの貯蓄系商品の保険料も含まれています。

12万円未満 19.30%
12万円〜24万円未満 17.60%
24万円〜36万円未満 16.00%
36万円〜48万円未満 9.30%
48万円〜60万円未満 6.40%
60万円〜72万円未満 4.70%
72万円〜84万円未満 2.50%
84万円以上 5.40%
不明 18.80%

参考:公益財団法人 生命保険文化センター

年代別の生命保険料の平均額

年代別の生命保険料の平均月額保険料は以下の通りとなります。

29歳以下 約1.8万円
30~34歳 約2.2万円
35~39歳 約3.2万円
40~44歳 約2.9万円
45~49歳 約3.1万円
50~54歳 約3.6万円
55~59歳 約3.6万円
60~64歳 約3.2万円
65~69歳 約3.6万円
70~74歳 約2.8万円
75~79歳 約2.6万円
80~84歳 約2.4万円
85~89歳 約3.0万円
90歳以上 約2.1万円

平均保険料が高い年齢層は、35歳から69歳の中高年層であり、これは死亡保険や医療保険が年齢とともに保険料も上昇することが主な要因だとされています。

とくい中高年層においては、配偶者や子供がいる世帯主が保障を手厚くする必要が高まります。

50代に入ると、仕事の上での責任が増し、収入も増加する傾向がありますが同時に、老後や医療・介護費用に対する不安も増大し、手厚い保障の必要性が高まります。

以上のことから、収入増加に伴い、保険料として多くを捻出する人も増えると考えられます。

一方で、若年層の平均保険料が低いのは、同じ保障内容であれば、死亡保障や医療保障が年齢が若いほど保険料も低くなるためです。

若い年齢層ではまだ将来に対するリスクや不安が低いことが影響しており、そのため平均年間保険料も低水準になっています。

年収別の生命保険料の平均額

年収別の生命保険料の年間および月額平均額は以下の通りとなります。

なお世「帯年間払込保険料対世帯年収比率」とは、世帯年収に対して世帯年間保険料がどのくらいの割合を占めるかを表したものです。

たとえば、年収500万円世帯の世帯年間払込保険料対世帯年収比率が10%の場合、年間保険料は50万円になります。

世帯年収 平均年間(月額)保険料 世帯年間払込保険料対世帯年収比率
200万円未満 20.5(約1.7)万円 11.70%
200万円〜300万円未満 28.0(約2.3)万円 11.60%
300万円〜400万円未満 31.5(約2.6)万円 9.00%
400万円〜500万円未満 30.6(約2.6)万円 6.80%
500万円〜600万円未満 31.9(約2.7)万円 5.80%
600万円〜700万円未満 32.9(約2.7)万円 5.10%
700万円〜1000万円未満 43.4(約3.6)万円 5.20%
1000万円以上 57.9(約4.8)万円 4.20%

上記の表からも分かるように、多少の前後はあるものの、保険料の支払い割合が年収に応じて増減していることが特徴的です。

世帯年収が高いほど、保険料も高くなる傾向があります。

世帯年収と平均保険料はほぼ比例しており、全体的な傾向としては、世帯年間払込保険料対世帯年収比率はほぼ反比例しています。

一般的には、世帯年収の5~8%前後の範囲で保険料を支払っている世帯が主流です。

生命保険料を抑える方法

ここでは生命保険料を抑える方法についてご紹介します。

ただし、保険料を抑える方法を実行する前に、現在契約している生命保険の保障内容を改めてしっかり確認することがまずは大事です。

たとえば死亡保障額や医療保障の内容・貯蓄部分の金額などを把握することで、必要な保障と不必要な保障の判断がしやすくなるでしょう。

保障内容を見直す

保険料を抑える方法の一つは、保障内容を見直すことです。見直しの際に重要なのは、将来のライフステージを考慮することです。

たとえば子供が小さい家庭では、子どもが大学を卒業するまでの死亡保障を優先的に検討すれば安心でしょう。

逆に高齢の夫婦だけの場合は、死亡保障を最小限にし、病気の保障を重視することが適切かもしれません。

重要なのは、「どの保障が・いつまで・いくら必要か」を想像することです。

全ての必要な保障を用意すると予算を超える場合は、リスクが高い順に優先順位をつけるのもひとつです。

主なポイントは死亡保障、医療保障、貯蓄。

上記の優先順位は、年齢や家族構成によって異なるため、保険料と予算を調整しながら、最適な保障内容を見つけることが重要です。

保険期間を見直す

保険料を抑えるには、保険期間を見直すのも有効です。

生命保険の保険期間には、一定期間を保障する「定期タイプ」と一生涯の保障がある「終身タイプ」があり、以下の違いがあります。

定期タイプ 終身タイプ
保険期間
  • 10年間、15年間や60歳まで、80歳までなどの一定期間
  • 年齢により更新は可能
一生涯
保険料
  • 終身タイプより低い
  • 更新時は保険料が高くなる
  • 定期タイプより高い
  • 契約開始時から保険料は変わらない
特徴 保険料で一定期間、大きな保障を準備できる 解約返戻金がある保険種類もある

保険料は注目すべきポイントであり、一般的には「定期タイプ」は契約時の保険料が低くても、更新するたびに保険料が上がります。

「終身タイプ」は契約時の保険料は高いですが、継続中の保険料は変わりません。

保険料を抑えるためには、子どもが独立するまでの期間を定期タイプにし、一生持ち続けたい基本的な医療保障だけを終身タイプにするなど、定期と終身を使い分けることのがおすすめです。

必要な保障を確保しつつ、効果的に保険料を管理できるでしょう。

掛け捨て型保険にしてみる

「掛け捨て型保険」を活用するのも保険料を抑えるポイントです。

掛け捨て型保険は一般的に定期タイプの保険で、支払い事由に該当しない場合の保険料が掛け捨てとなり、同じ保障内容の場合、貯蓄型保険よりも保険料が低くなるといった特徴を持ちます。

死亡保険や医療保険にも掛け捨て型が存在し、保険料を最優先で抑えたい場合は、このタイプを選ぶことが望ましいでしょう。

一方で、終身保険は貯蓄型の1つで、同じ保障内容の場合は一般的に掛け捨て型よりも保険料が高くなりますが、途中解約に際して解約返戻金が受け取れる場合もあります。

しかし、終身保険にも低解約返戻金型や無解約返戻金型があるため注意しなければいけません

掛け捨て型と貯蓄型のメリット・デメリットを比較し、慎重に判断するようにしましょう。

生命保険を選ぶポイント

生命保険は、安心して生活していくために活用するものですが、支払によって家計が圧迫されるようではいけません。

そこでここでは、自分に合った生命保険を選ぶポイントについていくつかご紹介します。

保険に加入する目的を明確にする

保険を活用する上で目的を明確にすることが重要です。生命保険には様々な保障があります。

たとえば、万一の際に家族を守る「死亡保険」、病気やケガの治療費を軽減する「医療保険」、老後の生活費を安定させる「個人年金保険」、子どもの教育資金を形成する「学資保険」、介護にかかる費用を軽減する「介護保険」などが挙げられます。

目的や期間、必要な保障を明確にすることで、無駄な保険料の支払いを避けつつ、自分に適した保険を選ぶことができます。

適切なプランを検討する際には、将来の生活設計やライフステージを考慮し、必要なリスクを的確にカバーできるかを見ておきましょう。

必要保障額について把握しておく

必要保障額とは、被保険者が死亡した際に「遺族が今後生活するために必要な金額」から「公的保障や遺族の収入」を差し引いた額を指します。

必要保障額を基に死亡保障を計画することが重要で、終身保険や定期保険、収入保障保険など複数の商品を比較して選ぶことがポイントです。

死亡保障の中には収入が階段状に減少する商品もあるため、ライフスタイルや将来の生活設計を考慮して検討するとよいでしょう。

ちなみに必要保障額は家族構成や環境で大きく異なり、「生命保険文化センタ-」が発表するデータでは以下の保障額が必要だとされています。

なお夫婦のみだと20年程度、子どもありだと15年~20年程度、60歳以上の夫婦だと14~17年程度必要と見ておくといいでしょう。

家族構成 年間必要保障額
夫婦のみ 約290万円
子どもあり 約300万~400万
世帯主が60歳以上の夫婦 約250万~273万円

参考:公益財団法人 生命保険文化センター

保障内容について確認する

医療保険を選ぶ際には、基本の保障内容を確認することが重要です。

具体的には、「入院給付金の金額」「1回の入院に対する支払い限度日数」「手術給付金の金額や支払い要件」についてみておくといいでしょう。

さらに、通院に対する保障の有無や希望の特約があるかどうかも検討すると良いでしょう。

適切な医療保険を選ぶためには、自身や家族の健康状態や日常生活の特徴に合わせて検討し、必要な保障をしっかりと確保することがポイントです。

おすすめの保険相談窓口

生命保険選びで迷っている方は、保険相談窓口を利用するのがおすすめです。

保険相談窓口ではさまざまな保険会社・プランを一度に比較検討できるほか、FPなどプロから専門的なアドバイスをもらえるメリットがあります。

ここでは、おすすめの保険相談窓口についていくつかご紹介します。

おすすめの保険相談窓口

  • 保険クリニック
  • ほけんのぜんぶ
  • 保険市場

保険クリニック

保険クリニック

保険クリニックは運営歴20年以上と、老舗の保険代理店です。

相談実績が豊富なコンサルタントが無料で相談に乗ってくれるため、保険の知識がない方でも安心して利用できます。

また保険クリニックは、生命保険・損害保険など50社以上と取り扱い保険が多い点も特徴的です。

保険契約後も「加入した保険の保険金等の請求手続き」「保険に加入継続中の名前、住所、電話番号の変更」「保険料支払い方法の変更手続き」などのアフターフォローも行ってくれます。

来店以外にもオンラインや電話でも相談ができ、何度相談しても無料なので気になる方はチェックしてみましょう。

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ほけんのぜんぶ

「ほけんのぜんぶ」は、FP取得率100%のプロによる無料の保険相談サービスで、全国47都道府県で利用できます。

40社以上の大手保険会社の商品を取り扱い、知識不足の方にも安心です。

中でも子育て世帯からの申し込みは40,000組あり、とくに子育て中の家庭に選ばれている相談窓口といわれています。

公式サイトでは24時間365日受付可能と記載があり、何度でも無料で相談・見直しができます。

サービスは契約手数料によって運営され、ユーザーは利用料を支払う必要もなし。

「ほけんのぜんぶ」は相談を受けても契約は強制されず、安心して利用できるサービスだといえるでしょう。

保険市場

保険市場 オンライン

保険市場は、1995年に創業以来、保険のみを専門に活動する保険相談窓口です。

現在では全国700店以上の店舗を展開しており、取り扱い保険会社数は90社を突破しているので自分に合った保険が見つかるはず!

保険市場では、283名のコンサルタントから自分が希望する人を選べます。
公式サイトには、顔写真や詳細のプロフィールも掲載されているので、自分の悩んでいる分野に詳しいコンサルタントの指定もできます。

保険市場の相談形態はオンラインのほかにも店舗、訪問、LINE相談に対応しているので、自分の好きなタイミングで相談できます。

オンライン相談実績は9万件を突破する実績と97.9%以上のお客様満足度など確かな実績を持っています。

生命保険の保険料は家族構成やライフスタイルによって異なる!

今回は生命保険の平均保険料について年代別・年収別に解説してきました。

保険料は年齢や年収、家族構成によって異なります。

もし生命保険の保険料をいくらに設定すればいいのかお悩みの方は、今回紹介した表と自身と近い条件の平均保険料を参考にしてみるといいでしょう。

また保険を検討する際には、保障内容や保障額が自分に合っている商品を選ぶことが大事です。

保険相談窓口なら複数の保険会社の見積もりができるのでぜひ利用してみてください。