ノンバンクという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
意外と生活に身近なノンバンク。
耳馴染みがない方も、利用している方も、今一度ノンバンクとのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
ノンバンクの利用に向いている人、いない人についてもご紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。

- はじめての方は30日間無利息!
- 最短30分での審査回答が可!
- 借入が可能かスグ分かる「3秒診断」機能あり
- 実質年率
- 3.0%~18.0%
- 限度額
- 1~800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短即日
ノンバンクとは?
「ノンバンク」とは銀行以外の金融機関を指す言葉で、特に消費者向けの融資やローンを提供する企業を指します。
ノンバンクのサービスは銀行のサービスと似ていますが、いくつかの点で異なります。
ノンバンクと銀行との違い
銀行とノンバンクの違いについては、以下の点が考えられます。
審査のスピードや基準 | ノンバンクは消費者向けの融資をメインにしているため、一般的には銀行よりも迅速に審査を行ったり、異なる基準で審査を行ったりすることがあります。 |
---|---|
利用の簡便性 | 多くのノンバンクはオンラインでの申し込みや返済、ATMネットワークの利用など、利便性を追求していることが多いです。 |
利率 | ノンバンクは銀行に比べて高い利率を設定することがありますが、それはリスクの取り方やビジネスモデルに基づいています。 |
なお上記の違いは一般的なものであり、具体的なノンバンクや銀行によって異なる場合がありますので、サービスを利用する前に詳細を確認することが大切です。
ノンバンクのメリットとは
ノンバンクのメリットには、どんなものがあるのでしょうか。
1つずつみていきましょう。
メリット①銀行よりも審査が柔軟
ノンバンクは主に「お金を貸す業務=融資業務」に特化しているため、その審査基準やプロセスに特有の柔軟性があります。
銀行は一般的に多岐にわたる金融サービスを提供しており、安全性や規模を重視した厳格な審査基準を持っています。
一方でノンバンクは消費者の多様なニーズに応えるため、信用履歴や収入などの条件に対して比較的柔軟な審査を行います。
これにより銀行の審査で難しいとされる方でも、ノンバンクではローンを受け取るチャンスが増えるのです。
メリット②審査から融資までが早い
ノンバンクは迅速な審査・融資の提供を、主なビジネスモデルとしている場合が多いです。
銀行は大きな組織であり、多岐にわたる業務を持っているため、審査プロセスに時間がかかることがあります。
しかしノンバンクは融資業務に特化しているため、効率的で迅速な審査システムを構築しています。
オンライン申し込みや自動審査システムの導入など、技術の活用により、数時間から1日程度での融資を可能としているのです。
メリット③金利の見直しがよく行われる
ノンバンクは市場の変動や競合他社の動き、顧客のニーズに応じて金利を柔軟に見直すことが多いです。
銀行の場合、大手の組織構造や規模のために、金利の変更が緩やかな傾向があります。
しかし、ノンバンクは短期間での金利の変更やキャンペーン金利の提供など、顧客の利益を最大化するための策を頻繁に行います。
このような金利の柔軟性は、顧客にとって有利な条件での融資を受けるチャンスを増やします。
メリット④担保や保証人なしで融資を受けられる
多くのノンバンクローンは、無担保・無保証人での融資を特徴としています。
銀行の場合、特に大きな額の融資や事業用の融資では、担保や保証人を要求することが一般的です。
しかし、ノンバンクは消費者向けの小額から中額の融資が主力となるため、手続きの簡便化や迅速な融資を実現するために、担保や保証人のなしでのサービスを提供しています。
これにより顧客は手間や時間をかけずに、スムーズに資金調達が可能となります。
ノンバンクのデメリットとは
では、ノンバンクのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
1つずつみていきましょう。
デメリット①銀行と比べると金利が高い
銀行よりもノンバンクのほうが金利が高いというデメリットがあります。
というのも、ノンバンク自体が銀行から借りており、それを貸すという構図になっているからです。
また、審査が緩い分、金利を高くしてリスクを抑えているという面もあります。
銀行の金利が2%~なのに対して、ノンバンクは8~18%の金利になるケースがほとんどです。
金利が高いことで、短い期間で返済をしなければ負担が大きくなってしまいます。
デメリット②借入の上限額が低い
銀行と比べ、ノンバンクは借入限度額が少なめに設定されています。
上限が1000万円という銀行系事業者ローンがあるのに対し、ノンバンクの上限は500万円や300万円という業者がほとんどになります。
貸金業法の総量規制により、上限金額を定められているためであり、貸し倒れのリスクを避けるためでもあります。
デメリット③安全性が不安
ノンバンクには、大小様々な会社があります。
中には、違法な金利や取り立てを行う会社がある可能性も否定できません。
そのため、安易に融資を受けることは危険です。
安全かどうかは、金融庁の「登録貸金業者情報サービス」で確認することができます。
少しでも不安を感じたら、業者名を入れて検索してみましょう。
悪質な業者であれば、金融庁への登録がないはずです。
ネットの口コミを参考にするのも、一つの手です。
利用する際は、事前に安全な業者かどうかチェックするようにしましょう。
どんな人がノンバンクの利用に向いているのか
ノンバンクに向いている人は、以下の人になります。
審査に通るか自信のない人
開業してから日が浅かったり、収入が少ないために、審査に通る自信がないという方にはノンバンクでのキャッシング・カードローンがおすすめです。
金利は高くなるものの、銀行に比べると審査に通りやすいため、頼りやすい存在だといえます。
銀行に比べると審査に通りやすくなっていますので、本当に困っている時に頼りになります。
ただ個人の場合、ノンバンクから借りすぎてしまい自転車操業に陥る危険性もあるので、計画的に利用する必要があります。
事業においても、借入金額はできるだけ抑え、自己資金を多めに準備する努力をするのが良いでしょう。
短期的な資金ニーズがある人
ノンバンクは迅速な審査・融資の提供が特徴的であるため、急な出費や一時的な資金調達が必要な人に適しています。
なかには即日融資のできるところもあるため、お急ぎの方には特に重宝することでしょう。
ノンバンクよりも銀行がおすすめな人
ノンバンクにはメリットもあればデメリットもあります。
場合によっては銀行を利用するほうが良い方もいることでしょう。
どんな人がノンバンクよりも銀行からの融資に向いているのでしょうか。
頻繁に取引を行う人
ノンバンクに比べて銀行は、ATM手数料や振込手数料が比較的低い場合が多いです。
よって頻繁に取引を行う人にとっては、コスト面でのメリットがあります。
たとえば毎月の給与受け取りや支払い、振込などの取引を多く行う人にとっては銀行がおすすめです。
金利を抑えたい人
基本的に銀行のほうがノンバンクより金利は低いです。
銀行から借入をすることができるのであれば、金利が低い方を選んだほうが賢明と言えるでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
資金調達の手段として有効なノンバンクですが、自分にあった業者をきちんと見極める必要があります。
また、場合によっては銀行を利用したほうが良い場合もあります。
最後に、もう一度ノンバンクのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
【ノンバンクのメリット】
- 銀行よりも審査が緩い
- 審査から融資までが早い
- 金利の見直しがよく行われる
- 担保や保証人なしで融資を受けられる
【ノンバンクのデメリット】
- 銀行と比べると金利が高い
- 借入の上限額が低い
- 安全性が不安
ノンバンクは便利ですが、借りる以上返さなければなりません。
利用する際は、くれぐれも計画的に借りるようにしましょう。