マイホームは高額な買い物になるため、住宅ローンを組んでの購入を検討している人は多くいるでしょう。
しかし、ローンにはさまざまな種類があり、どのローンを選べばよいのか迷ってしまう人も少なくありません。
そこで、住宅ローンを提供している中からおすすめの住宅ローンをランキング形式で紹介します。
金利比較や金利のタイプについても解説しているのでぜひ参考にしてください。
※本ページにはPRが含まれます。
住宅ローンおすすめ人気ランキング【2023年】
1位:三菱UFJ銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能額 | 500万円~1億円(10万円単位) |
事務手数料 | 借入金額の2.2% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 2年~35年(1年単位) |
繰上げ返済手数料 | <一部繰上げ返済> インターネット:無料 電話・テレビ窓口:5,500円 窓口:16,500円 <一括返済> インターネット:16,500円 テレビ窓口:22,000円 窓口:33,000円 |
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、がん診断や急性心筋梗塞・脳卒中による入院で住宅ローン残高が0円になる住宅ローン取扱残高16年連続No.1の住宅ローンです。
すべてのプランに団体信用生命保険が付いており、保証のタイプを選択できます。
- 3大疾病保障充実タイプ(金利上乗せ型)
- 安心の保険料タイプ(保険料支払い型)
保障の内容も、支払い方法も異なるタイプであり、好きな方を選択可能です。
3大疾病保障充実タイプは、ガン・脳卒中や急性心筋梗塞・4つの生活習慣病に関する保証であり、条件を満たすと住宅ローンの残高が0円になります。
安心の保険料タイプは、就業障がいが30日を超えて継続した場合は月間返済額最長1年保障、就業障がいが1年30日を超えて継続した場合は住宅ローン残高0円となるプランです。
サービスや保障の手厚さが、三菱UFJ銀行住宅ローンの人気の秘訣といえます。
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2位:住信SBIネット銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能額 | 500万円~1億円(10万円単位) |
事務手数料 | 借入金額の2.2% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年(1か月単位) |
繰上げ返済手数料 | <一部繰上げ返済> 変動金利期間中:無料 固定金利特約期間中:無料 <一括返済> 変動金利期間中:無料 固定金利特約期間中:33,000円 |
住信SBIネット銀行の住宅ローンは金利が魅力的で、金利を重視する方におすすめです。
変動金利年0.298%〜、固定金利年1,458%と他の住宅ローンよりも低金利に設定されています。
また、保険料無料で充実した保証が受けられます。
12カ月以上就業不能となった場合、ローン残高が免除されるなど怪我や病気などで働けなくなった時にも備えられるのです。
仮審査はWEB上で約10分で完了し、手続きは全てオンラインで完結します。店舗に出向く必要がないため、非常に便利です。
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3位:ARUHI フラット35
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 100万円~8000万円(1万円単位) |
事務手数料 | 借入金額の2.2% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 15年以上(※)かつ以下のいずれか短い年数(1年単位)を上限とする
※申込者本人、または連帯債務者が満60歳以上の場合は10年以上 |
繰上げ返済手数料 | 0円 |
ARUHIは、住宅ローンに特化した金融機関として知られています。
その専門性から、一流のサービスを提供しており、13年連続で市場シェアNo.1、2022年度オリコン顧客満足度調査第1位を獲得しています。
特に、業界最低水準の金利を提供する点が顕著です。ARUHI スーパーフラットSは、自己資金の比率に応じて金利が設定され、5割以上の自己資金を有する場合、初期5年間または10年間の金利は非常に低水準で設定されます。
ARUHIの手続きは迅速で、事前審査は最短1営業日、本審査も最短1週間と、迅速な対応が可能です。頭金がなくても利用可能な制度も特筆すべき点であり、多くの顧客からの支持を受けています。
\本審査最短1週間!/
4位:SBI新生銀行 パワースマート住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~3億円(10万円単位) |
事務手数料 | 変動金利タイプ変動フォーカス:借入金額の2.2% それ以外の金利タイプ:5万5,000円 |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 5年~35年(1年単位) ※長期固定金利タイプ、ステップダウン金利タイプは21年~35年(1年単位) |
繰上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済:0円 一括返済:原則として0円※ ※安心パックWを契約している場合は、借り入れから5年以内に完済すると繰り上げ返済手数料16万5,000円が必要 |
SBI新生銀行の「パワースマート住宅ローン」は、低金利と諸費用の取り扱いが特徴的な住宅ローンサービスです。
変動金利では定率型と定額型が選択可能で、固定金利も年数別に設定されています。独自の「ステップダウン金利」の利用も可能です。
また、多数の0円サービスが提供されており、保証料、繰上返済手数料、電子契約の印紙代、ATM出勤手数料、団体信用生命保険料は必要ありません。
サービスのサポート面も充実しており、申し込みから融資までのプロセスには専任の担当者が付き添います。
この専任サポートにより、顧客一人ひとりのニーズに応じたきめ細やかな対応が可能になるのです。
5位:りそな銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~1億円(1万円単位) |
事務手数料 | 融資手数料型:お借入金額×2.2% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年(1年単位) |
繰上げ返済手数料 | 一部繰り上げ返済:0円(インターネット) 一括返済:変動金利11,000円・固定金利33,000円 |
りそな銀行の住宅ローンは、店舗を訪れずとも契約可能なサービスです。
24時間365日の申し込みが可能で、収入印紙も必要ありません。また、土日祝日の営業を行っている店舗も存在し、顧客の疑問や不安に対応しています。
団体信用生命保険も非常に充実しており、選択肢の多さが特徴的です。住宅関連の多様な保険やオプションが提供されており、特定の災害時には最大50%のローン免除や火災保険の20%割引などのサービスが受けられます。
加えて、金利ミックスタイプや女性専用の「凜next」、リフォーム資金セット型など、多岐にわたる選択肢が存在します。
大手銀行であることから、確かなサービスを受けることができます。りそな銀行は、住宅ローン以外にも様々なローンを提供しており、住宅ローン契約者には最大3.0%の金利優遇が適用されます。公式アプリも直感的で、日常の銀行業務においても非常に便利です。
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6位:auじぶん銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~2億円 |
事務手数料 | 借入金額に対して2.20%(税込) |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年(1年単位) |
繰上返済手数料 | 固定金利特約適用中は手数料が33,000円(税込)※ |
auじぶん銀行の住宅ローンは、金利が魅力として挙げられます。
2023年のオリコン顧客満足度調査での「住宅ローン 金利」部門第1位の獲得は、その証明と言えるでしょう。
定期的に実施されるキャンペーンにより、通常よりも低い金利での借入が可能となり、auユーザーは最大年0.1%の金利引き下げも受けられます。
また、手続きは全てデジタル化されているため、契約書の提出や捺印も不要です。
団体信用生命保険の選択肢も豊富で、がんや11疾病などの特定の疾患をカバーする保険や、新型コロナウイルス感染症に対する保障も提供されています。
特に、年0.3%の金利上乗せを伴うワイド団信は、従来の団体信用生命保険の加入資格がない方にも適用の可能性があります。
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7位:ソニー銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~2億円(10万円単位) |
事務手数料 | 変動セレクトローン:借入金額の2.2% 固定セレクトローン:借入金額の2.2% 住宅ローン:4万4,000円 |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 変動セレクトローン:1年~35年(1ヶ月単位) 固定セレクトローン10年~35年(1ヶ月単位) 住宅ローン:1年~35年(1ヶ月単位) |
繰上げ返済手数料 | 一部繰上げ返済、一括返済ともに手数料無料(1万円以上1円単位) |
ソニー銀行では、住宅ローンの仮審査が最短60分で完了します。
変動セレクト住宅ローン・固定セレクト住宅ローンなどローン形式の選択肢も豊富です。
また、保証料や団体信用生命保険料、印紙代などさまざまな諸費用が0円なため総合的にコストも抑えられます。
専任のローンアドバイザーが、電話とメールでサポートしてくれるのも心強いですね。
8位:楽天銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~1億円 |
事務手数料 | 33万円 |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年(1年単位) |
繰上返済手数料 | 0円 |
楽天ユーザーの方であれば、楽天銀行住宅ローンもオススメです。
その理由として、楽天会員ランクに応じて、楽天ポイントがもらえるからです。
シルバー会員なら13,000ポイント、ダイヤモンド会員なら20,000ポイントが付与されます。
また、無料オンライン相談窓口は、休日でも朝9時から夜10時まで対応してくれるため日中忙しい人でも相談可能です。
9位:三井住友銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 100万円~1億円 |
事務手数料 | 融資金額の2.2% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年(1か月単位) |
繰上返済手数料 | SMBCダイレクトからなら無料 |
三井住友銀行住宅ローンは、保障制度が魅力的です。
共働きの家庭におすすめなクロスサポートでは、2人のどちらかに万一のことがあった場合に住宅ローンの残高が0円となります。
他にも8大疾病保証付住宅ローンや、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンなど、充実した保障は他の住宅ローンにはありません。
公式アプリから簡単に申し込めるため、手続きが面倒ではない点も評価できます。
10位:みずほ銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 50万円~1億円 |
事務手数料 | 33,000円 |
保証料 | 一部前払い・金利上乗せ・ローン取り扱い手数料型の3種類 |
返済期間 | 1年~35年(1年単位) |
繰上返済手数料 | 0円 |
みずほ銀行住宅ローンは、来店不要で手続きが完結する住宅ローンです。
借入情報登録後、最短1分で借り入れ可能かわかります。
また申し込みフォームには途中保存機能があるため、スキマ時間に申し込めるのも嬉しいポイントです。
一部繰上返済手数料や金利変更手数料なども0円で、とてもお得に利用できます。
11位:SBIマネープラザ 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 500万円~2億円 |
事務手数料 | 借入金額の2.20% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年 |
繰上返済手数料 | 0円 |
SBIマネープラザでは、対面で住宅ローンに関する相談ができます。
専門スタッフがサポートしてくれますから、不安な方はぜひ相談するとよいでしょう。
ネットバンクだからこその低金利と、充実した保障が魅力的です。
融資上限額が2億円と高めなのもSBIマネープラザの強みでしょう。
12位:PayPay銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) | 変動金利(新規)年0.315% |
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借入可能金額 | 500万円~2億円 |
事務手数料 | 借入金額の2.20% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年 |
繰上返済手数料 | 0円 |
PayPay銀行では、住宅ローンも提供しています。
無料の団信プラン、印紙収入代や保証料0円と負担の小ささがPayPay銀行のメリットです。
団信保証は充実しており、融資の上限額も高いため使いやすい住宅ローンだといえます。
返金口座への資金移動が手数料0円かつ毎月自動チャージのため、給与受取口座がPayPay銀行でなくても返済に手間がかかりません。
13位:イオン銀行 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 200万円~1億円 |
事務手数料 | 定額型:110,000円 定率型:借入金額の2.20% |
保証料 | 0円 |
返済期間 | 1年~35年 |
繰上返済手数料 | 0円 |
大手の安心感で選ぶなら、イオン銀行の住宅ローンもオススメです。
居住不能信用費用保険に加入すれば、自然災害などで自宅に住めなくなった場合、住宅ローン返済額を最長6カ月間保障してもらえます。
他にも、保証料・一部繰上返済手数料0円と追加費用がかかりません。
また、イオンでの買い物が毎日5%オフになる特典などイオンユーザーの人には嬉しい特典があります。
14位:中央労働金庫 住宅ローン
金利(2023年11月) |
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借入可能金額 | 30万円~1億円 |
事務手数料 | 団体会員の構成員・生協会員の組合員および同一生計家族:11,000円 上記以外の一般勤労者:33,000円 |
保証料 | 所定の金額 |
返済期間 | 1年~35年 |
繰上返済手数料 | 0円 |
中央労働金庫、通称中央ろうきんの住宅ローンもオススメです。
不動産担保型であり、労働組合や生協の組合員であれば保証料が安くなる特典があります。
申し込み資格も、年収150万円からと優しめです。
物件全額を融資してもらうフルローンという選択肢があるのも、中央労働金庫の大きなメリットでしょう。
住宅ローンの金利タイプは大きく分けて3種類
住宅ローンは、大きく分けて金利が異なる3種類のタイプが存在します。
- 変動金利
- 当初固定金利型
- 全期間固定金利型
それぞれの金利タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
変動金利
変動金利は、文字通り金利が変動していくタイプです。
一般的に、適用金利は半年ごとに見直されます。
月々の返済額は5年ごとに見直されるのが一般的であり、返済の負担が大きくなることもあれば小さくなることもあるのが変動金利です。
他の金利タイプよりも低くなるケースが多く、返済の負担を小さくできるメリットがありますが、市場の状況によっては金利があがるデメリットもあるのです。
大幅に金利が上昇する場合でも最大で1.25倍までと条件が設定されている金融機関も多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。
当初固定金利型
固定金利は、変動金利とは違い金利が固定されているタイプです。
なかでも当初固定金利型は、返済開始から一定の期間金利が固定されます。
固定期間は5年・10年・20年など選択できるようになっており、期間終了後は異なる金利タイプの選択も可能です。
固定期間中の返済計画・人生計画を立てやすいというメリットがありますが、変動金利型と比較すると金利が高いデメリットもあるでしょう。
全期間固定金利型
全期間固定金利型は、完済するまでの全期間金利が固定されているタイプです。
変動金利のように金利が上がってしまうことがないため、返済額は変わりません。
返済額が変わらないメリットがある反面、金利が他のタイプと比べるとやや高めに設定されています。
金利変動がない場合は、他のタイプよりも返済額が多くなってしまう金利タイプですが、金利が上昇していく状況なら最も返済額が少なくなる金利タイプでしょう。
住宅ローンを選ぶポイント
住宅ローンを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。
- 金利の低さで選ぶ
- 団体信用保険の保障内容で選ぶ
- 諸費用の安さで選ぶ
- 信頼性・サポートの丁寧さで選ぶ
住宅ローンにはさまざまな種類があり、金利や付帯している保証内容も異なります。
ここでは、住宅ローン選びのポイントについて詳しく解説していきます。
金利の低さで選ぶ
住宅ローンは、各金融機関によって提供される金利が異なるため、比較する必要があります。
金利の低さは、返済にかかる負担を軽減する要因となりますが、低い金利を選ぶだけが最適な選択とは限りません。
金利の低さだけで住宅ローンを選んだ結果、団信や保証が充実していない可能性もあります。
金利のみを重視するのではなく、サービス内容全体を総合的に評価し、比較検討を行うことが重要です。
金融機関ごとの詳細な条件やサービスの内容を確認し、自身のライフスタイルや将来の計画に合った選択をするよう心がけることが、後悔を防ぐためには必要でしょう。
団体信用生命保険の保障内容で選ぶ
住宅ローンの返済は長期にわたるため、返済中に予期しない事態が生じるリスクを考慮するのが重要です。
返済中に病気や災害などの不測の事態が発生した場合に備えて適切な保障が整っているかは、金融機関を選定する際の重要な要素となります。
団体信用生命保険は、住宅ローンの返済に関連したリスクをカバーするための保険であり、返済が困難になった際にローン残高を保険金で補填する仕組みです。
この保険の加入条件や、いかなる状況で保険金の支払いが行われるのか、保険料の有無などの詳細は、契約前に十分に確認しましょう。
適切な保障を確保することで、将来的なリスクを低減し、安心して住宅ローンを組めます。
諸費用の安さで選ぶ
住宅ローンの契約には、さまざまな手数料が発生します。
諸費用がいくらかかるかは、住宅ローンによって異なるため比較すべきポイントでしょう。
主な諸費用は、以下の通りです。
- 保証会社事務取扱手数料
- 保証料
- 登記費用
- 融資手数料
- 印紙税
- 繰上げ返済手数料
- 火災保険料
- 地震保険料
- 団体信用生命保険料
住宅ローンの利息だけでなく、諸費用がいくら必要なのか、同じ条件でもっと安い住宅ローンはないのか探しましょう。
信頼性・サポートの丁寧さで選ぶ
住宅ローン選びで悩んだ場合は、金融機関に相談しましょう。
1人で悩むよりも、その道のプロに直接聞いたほうが早いです。
電話・対面・オンラインなど相談方法はたくさんあります。
もちろん相手も自社のローンを営業してくるかもしれませんが、押されてしまわないよう冷静に判断できるようにしたいですね。
わからないことをそのままにせずに、ハッキリさせながら住宅ローン選びを進めましょう。
住宅ローンを選ぶ際の3つの注意点
住宅ローンを選ぶ際は、以下3つの注意点に着目しましょう。
- 無理のない返済計画を立てる
- 定年退職前に完済を目指す
- 頭金はできるだけ支払う
- 住宅ローン以外に支払う費用も把握する
住宅ローンは、人生の中でも大きな契約といえます。
契約すれば終わりではなく、長い返済期間を乗り越えていかなければならないため住宅ローンを契約するうえでの注意点はおさえておきましょう。
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
無理のない返済計画を立てる
毎月の返済はいくらになるのか、借りる金額が年収に合っているかを把握した上で返済計画を立てましょう。
住宅展示場やモデルハウスなどで物件を見ると気持が高ぶり、年収に似合わない金額の物件購入やオプションにお金をかけてしまうなど、当初予定していた金額よりも予算オーバーしてしまう人が多くいます。
また、お金がかかるライフイベントは住宅購入だけではありません。
学費や老後資金など他にかかる費用も含めて、余裕のある返済計画を立てる必要があります。
返済しきれず住宅を手放なさなければならないような状況を回避するためにも、返済計画はしっかり立てましょう。
定年退職前に完済を目指す
住宅ローンの返済期間は、定年退職前の完済を目標にしましょう。収入が減る時期に返済が継続していれば大きな負担となってしまうからです。
住宅ローンの特徴として、支払い期間が長ければ長いほど毎月の返済負担は小さくなりますが、利息によって総返済額は膨らんでしまいます。
一方で、返済期間が短ければ毎月の返済額は高くなりますが総支払額の利息が少ないという利点があるのです。
返済できる金額で返済期間を設定する必要があるため、何年以内で返済するのが正解とは一概にいえません。
しかし、最低ラインとして定年退職前には完済できるようにしておきましょう。
頭金はできるだけ支払う
住宅購入時に借入額を減らし、月々の負担を軽減させるために支払う頭金ですが、できるだけ支払いましょう。
頭金を多く支払えば支払うほど、返済の負担は小さくなるからです。
諸費用ローンは頭金がなくても住宅が購入できるため便利ですが、結果月々に支払う金額が大きくなるため基本的には頼らないほうがいいでしょう。
住宅も一括で購入できるのであれば、ローンを組んで余分な利息を支払う必要もありません。
住宅ローンは便利ですが、利息の支払いがあります。すこしでも総返済額を減らせるように、頭金は多めに支払いましょう。
住宅ローン以外に支払う費用も把握する
住宅ローンで発生する費用は、利息だけではありません。
仲介手数料や事務手数料など、支払わなければならない費用は他にもあるのです。
自分なりに予算を組んだつもりでも、思わぬ出費で計画が崩れてしまうこともあります。
住宅ローン以外にもトータルコストがいくらになるのかわからない場合は、直接金融機関に問い合わせましょう。
おすすめの住宅ローンに関するよくある質問
住宅ローンにおいてよくある質問をまとめました。
気になる疑問は解消して、安心して申し込めるようにしておきましょう。
Q.団信は入らなければいけない?
A.基本的には入るべきです。
なかには団信に入らなくても契約できる住宅ローンもあります。
しかし人生でトラブルが起きる可能性は0ではありません。
しかし、病気や怪我で働けなくなるなどのトラブルが起きる可能性は0ではありません。
家族のためにも万が一に備え、団体信用生命保険は入っておくのがオススメです。
Q.どの金利タイプが人気なの?
A.金利が低い変動金利型が人気です。
住宅金融支援機構の調査によれば、2021年10月時点での住宅ローン利用者が利用した金利タイプの割合は以下の通りです。
変動金利型:67.4%
固定期間選択型:21.7%
全期間固定型:10.9%
Q.いくら借りられる?
A.金融機関の返済シミュレーションで確認してみましょう。
上限金額の分だけ融資してもらえるとは限りません。
審査の段階で、年収や完済年齢などを踏まえて上限金額が設定されます。
いくらぐらいまでなら借りられるかも重要ですが、そもそもいくらまで返済できるのかも把握しておきましょう。
Q.住宅ローンの契約で必要な書類は?
A.本人確認書類・収入証明書類・物件関連書類・印鑑を用意しておきましょう。
金融機関によっては他にも用意するものが必要な場合もあります。
申し込む前に事前に確認しておけば、手続きをスムーズに進められますよ。
また書類の提出方法も、オンライン上でOKなのか郵送なのかそれとも窓口なのか確認しておいてくださいね。
Q.住宅ローンの借り換えって何?
A.返済中の住宅ローンよりも良い条件のローンに切り替えることです。
借り換えをすることで、総返済額を減らせる可能性があります。
もちろん借り換えるためには、借り換え先の審査を通過しなければなりませんが、通過した時のメリットは大きいです。
金融機関としても、自分のところに借り換えてほしいため魅力的な条件を揃えているところが多くあります。
ライフスタイルに合ったおすすめ住宅ローンを見つけよう
おすすめの住宅ローンは、自分のライフスタイルに合っているローンです。
人によって適した住宅ローンは異なるため、自分の状況と照らし合わせて探す必要があります。
また一度契約したとしても、ライフスタイルが変わった場合は借り換えによって別の住宅ローンへの変更も可能です。
比較検討したうえで、自分に合った住宅ローンを利用しましょう。