投資を始めたいと考えている方の中には、「LINE証券」について知りたいといった方もいるでしょう。
LINE証券はメッセージアプリ「LINE」が運営する証券会社です。
数ある証券会社の中でも、比較的気軽に始められる証券会社として注目されています。
そこで今回は、LINE証券についての口コミや評判についてくわしくご紹介します。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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LINE証券の基本情報
LINE証券とは、2019年にLINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社の2社が共同で設立した証券会社です。
2021年にはネット証券のなかで最短の100万口座を突破し、投資初心者からプロの投資家たちにいたるまでさまざまな人が利用しています。
LINE証券最大の特徴は、専用のアプリなどをインストールしなくても普段使い慣れているLINEを使って株式投資やFX、投資信託などの投資ができるといった点です。
ここでは、LINE証券の基本情報について詳しくご紹介します。
LINE証券の手数料体系
LINE証券では、以下の3つの取引手数料が無料です。
- 信用取引の売買手数料
- 投資信託の購入手数料
- IPOの購入手数料
したがって、上記の取引を利用する方にとってはコストを抑えて取引ができるメリットがあります。
なお、LINE証券で現物株取引をする場合の手数料体系は以下の通りとなります。
売買代金 | 委託手数料(税込) |
---|---|
5万円以内 | 55円 |
10万円以内 | 99円 |
20万円以内 | 115円 |
50万円以内 | 275円 |
100万円以内 | 535円 |
150万円以内 | 640円 |
3,000万円以内 | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
LINE証券の手数料は他の証券会社と比較しても業界最安水準と言われています。
LINE証券の「いちかぶ」とは?
LINE証券には「いちかぶ」といわれるLINE証券内の単元未満株があります。
通常の株式の場合、100株単位での売買が主流となっていますが、LINE証券の「いちかぶ」ではなんと1株単位での購入ができます。
内容によっては数百円程度から株を購入できるものもあるので、投資初心者にとっても気軽に始められると話題です。
「いちかぶ」で大型株や中小型株、国内ETF、新興市場株を取り扱っており、その数1,500銘柄以上。
さらに一定の条件を満たせば配当や優待を受けられたりするので、まずはチェックしておくことをおすすめします。
LINE証券が取り扱っている商品
LINE証券では、以下のような商品を取り使っています。
- FX
- 米国株
- CFD
- 投資信託
- つみたてNISA
- IPO
- 信用取引
- iDeCo
FX
LINE証券ではFXの取引もでき、取引単価1,000通貨・通貨ペア数2ペアとほかのFX会社に引けを取らない取引ができます。
米国株
LINE証券では主に以下の米国株の取引ができます。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- アライアンス⋅バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
- 楽天⋅米国レバレッジバランス⋅ファンド
CFD
「CFD」とはおもに差金決済取引のことを指します。
米国株は0,1株と少額かつほぼ24時間取引できるので、好きなタイミングで取引ができるメリットがあります。
投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用することです。
LINE証券の投資信託では主に以下のファンドを取り扱っています。
- 野村グローバルAI関連株式ファンド Bコース
- eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- フューチャートレンド世界株
- フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース
- eMAXIS Slim バランス (8資産均等型)
- ブラックロックおまかせバランス投信
- 三菱UFJ グローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- コモンズ30ファンド
- 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
- 楽天日本株トリプル・ブル
- 三井住友・配当フォーカスオープン
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
- iFreeNEXT FANG+インデックス
LINE証券の投資信託は全銘柄の購入手数料無料で、毎月1,000円から自動で積立投資ができます。
つみたてNISA
つみたてNISAは国の基準をクリアした投資信託のみが対象となり、少額からでも始められることから投資初心者でも安心して始められると現在注目されています。
貯まったLINEポイントも投資に使えるので、利益に税金がかからないメリットがあります。
IPO
IPOとは未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを指します。
通常の投資よりも大幅な値上がりが期待でき、LINE証券のIPOでは高い水準での取引がされているといわれています。
おもにLINE証券が取り扱うIPO銘柄は以下の通りとなります。
- Institution for a Global Society
- タカヨシ
- 三和油化工業
- サインド
- 湖北工業
- GRCS
- アスタリスク
- ユミルリンク
- アシロ
- ラキール
- コラントッテ
信用取引
信用取引とは、現金や有価証券を担保にして証券会社から資金や株式を借りて売買する取引のことを指します。
LINE証券なら約定代金に関わらず、信用取引売買手数料が無料かつ空売りでも利益が得られるメリットがあります。
iDeCo
iDeCoとは「個人型確定拠出年金」のことで、毎月つみたて投資することで老後資金の準備ができる制度のことを指します。
具体的には年間約8万円程度の節税効果があるとされ、課税所得・住民税・所得税などを大幅に軽減できるメリットがあります。
さらに運用益の全額が非課税、かつ受け取りの際も税負担を軽減できるといったうれしい面もあり、つみたてNISA同様に注目されています。
LINE証券の悪い口コミ
ここでは、LINE証券にまつわる悪い口コミについてご紹介します。
- 投資信託の本数が少なめ
- 中・上級者の投資家には使いづらい
- 一般NISAには対応していない
➀投資信託の本数が少なめ
LINE証券が現在取り扱う銘柄数は約35本といわれており、これはほかの証券会社と比べると圧倒的に少ないです。
ちなみにほかの証券会社が取り扱う投資信託の本数は以下の通りとなります。
証券会社名 | 銘柄数 |
楽天証券 | 約2,600本 |
SBI証券 | 約2,600本 |
松井証券 | 約1,600本 |
マネックス証券 | 約1,300本 |
上記のように大手ネット証券会社では、少なくとも1,000本以上の投資信託を取り扱っています。
ただしほかの証券会社では取り扱っていない銘柄もありますし、少なくとも初心者にとっては不自由ないラインナップとなっています。
②中・上級者の投資家には使いづらい
LINE証券は初心者でも始めやすいといった最大の魅力がありますが、一方で中・上級者の投資家にとっては使いづらいといった面もあるようです。
たとえば、株価チャートには移動平均線以外の指標が表示されていません。
ほかにも投資できる最大銘柄が1,000万円までとなっており、集中投資ができず1,000万円以上の大きな取引をしたい方には向きません。
③一般NISAには対応していない
LINE証券は一般NISAに対応していないので注意が必要です。
一般NISAが使えないとなると、運用益の約20%が税金として差し引かれてしまうリスクがあります。
ただしLINE証券は「つみたてNISA」には対応しています。
現在LINE証券のつみたてNISAでは、運用手数料無料で「野村スリーゼロ先進国株式投信」の購入ができます。
非課税制度を活用して資産運用したい方は、ぜひつみたてNISAをチェックしてみてください。
LINE証券の良い口コミ
ここでは、LINE証券にまつわる良い口コミについて詳しくご紹介します。
- キャンペーン・セールが豊富
- シンプルなデザインでスマホでも使いやすい
- 少額から始められる
- LINEポイントが貯まりやすく、投資にも使える
- 野村證券のファンドがある
➀キャンペーン・セールが豊富
LINE証券では、キャンペーンやセールが豊富に実施されているといったメリットがあります。
たとえば、「LINE証券デビュー特典」ではLINE証券で口座開設すると最大3,000円の現金がもらえます。
つみたてNISA対象ファンドを1万円以上で、毎月抽選で20名に1万円が当たるキャンペーンも実施されています。
さらにLINE証券ではタイムセールも定期的におこなわれており、株式購入の取引コストが無料になる「アフタヌーンセール」や条件つきの「プレミアムタイムセール」なども頻繁におこなわれています。
とくに狙っている銘柄が割引対象になるとかなりお得です。
②シンプルなデザインでスマホでも使いやすい
LINE証券はLINEアプリから操作ができ、シンプルなデザインが使いやすいと評判です。
またLINE証券の銘柄は以下のように業種・テーマ別にまとめられており、投資先を探しやすいメリットもあります。
- 前日比値動きランキング
- 1株3,000以下で買える
- お気に入りが多い
- 割安ランキング
- 株主優待から選ぶ
- 高配当利回り
- 成長期待株
- 10万円以下で買える優良株
- 投資信託一覧など
「何から調べたらいいの?」といった初心者でも楽に銘柄を選べます。
③少額から始められる
先にも述べたようにLINE証券には、「いちかぶ」と呼ばれる数百円から投資ができる制度があります。
取引時間も通常は9時~15時ですが、LINE証券なら21時まで取引できるので日中は仕事で忙しい人にもおすすめです。
たとえば、「LIFULL(2120)」だと、1株202円なのでワンコインで購入できます。
まずは1株から購入して、徐々に取引株数を増やしていくのもひとつです。
④LINEポイントが貯まりやすく、投資にも使える
LINE証券ではLINEポイントが貯まりやすく、ポイントをつかって株や投資信託などの投資に使えるといたメリットがあります。
具体的にポイントを貯める方法としては、以下のものもが挙げられます。
- LINEショッピング
- LINE Pay
- LINEポイントクラブ
- LINE PLACE
もし株購入に必要なポイントがたまっていれば現金を使わなくても投資できますので、なるべく現金を使わずに投資を始めたいといった方におすすめです。
⑤野村證券のファンドがある
LINE証券はLINEと野村證券の共同出資会社なので、野村證券で人気の投資信託を取り扱っています。
野村證券の投資信託は、販売手数料・運用手数料・信託財産留保額がすべて無料でできるメリットがあります。
さらに2022年からはつみたてNISA専用の「野村スリーゼロ先進国株式投信」の取り扱いも始まったので、ぜひチェックしてみてください。
LINE証券に向いている人
以下の特徴に当てはまる人はLINE証券に向いています。
- まずは少額投資から始めたい
- 投資初心者
- LINEアプリを使っている
- スマホひとつで気軽に投資をしたい人
- 人気の投資信託で「つみたてNISA」を始めたい
LINE証券は投資初心者で、まずは少額から投資をはじめてみたいといった方におすすめです。
スマホでも操作ができるので、学生や社会人でもスキマ時間に資産運用ができるのもうれしいポイントですね。
LINE証券に向いていない人
以下の特徴に当てはまる人はLINE証券ではなく、ほかの証券会社の方がおすすめです。
- 外国株を積極的に取引したい
- 一般NISAに興味がある
- 集中投資を考えている
- 1,000万円以上など大きな取引をしたい
先にも述べたように現在のところLINE証券は、外国株と一般NISAの取り扱いがありません。
したがって、始めから外国株と積極的に取引したい方には不向きです。
もし外国株に興味があるといった方は「SBI証券」がおすすめです。
SBI証券は外国株の取り扱いにおいてネット証券でナンバーワン、一般NISAにも対応しています。
手数料で見てもLINE証券とそう変わらないので、もしLINE証券が合わない方はSBI証券を検討してみてください。
LINE証券の口座開設方法
LINE証券の口座開設は以下の流れに基づき最速3分で完了します。
- 口座開設ページの「はじめる」ボタンをタップ
- お客様情報を入力
- 携帯電話番号の認証
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を登録する
- 6桁の暗証番号を設定
- 口座開設申込完了
なお最近では、LINE証券の口座開設申し込みの応募が殺到していることから、審査の時間が長くなってきているため注意が必要です。
LINE証券でよくある質問
ここでは、LINE証券でよくある質問について紹介します。
- LINE証券はいくらから購入できる?
- LINE証券は安全?
- LINE証券からIPOは応募できる?
LINE証券はいくらから購入できる?
LINE証券の「いちかぶ」では1株数百円から投資できます。
通常100株以上の購入が必要となりますが、「いちかぶ」だと資金のおおよそ100分の1で購入できるため、まずが少額から投資したいと検討している初心者にもおすすめです。
単元未満株のリアルタイム取引はSBI証券ではできないのでかなり大きいメリットだといえるでしょう。
LINE証券は安全?
LINE証券は情報セキュリティ管理体制を整え、かつ不正アクセスに対してもしっかり対策をおこなっていることから、新しい証券会社でありながらも安全性は高いといえるでしょう。
またLINE証券では、ユーザーから預かった有価証券や預り金を「分別保管」しているので、万が一投資先の企業が倒産しても資産は返還されます。
LINE証券からIPOは応募できる?
LINE証券では、野村證券が主幹事を務めているIPO銘柄に限って応募ができます。
IPOとは「新規株式公開」ともいわれており、会社の株式を一般の投資家に売り出すために株式市場に株式を公開することを指します。
LINE証券でIPO投資をする投資家はまだ少ないので狙い目だといえるでしょう。
ただ、LINE証券のIPO取扱実績はまだ少ないので、IPO投資をしたい方は取り扱い銘柄が多いSBI証券の方がおすすめです。
LINE証券の口コミのまとめ
今回はLINE証券の口コミや特徴についてご紹介しました。
LINE証券はほかの証券会社とは違い1株など少額から投資が始められ、かつキャンペーンやセールなども頻繁に実施されていることから初心者におすすめです。
最近ではつみたてNISAにも対応していますし、気軽に投資ができるのも魅力。
ただし、ある程度投資の経験をもつ中・上級者だとやや「使いづらい」「扱う銘柄が少ない」といったデメリットもあるようです。
もしたくさんの銘柄から選びたいといった方は、「SBI証券」「マネックス証券」などがおすすめ。
今回の記事を参考にぜひLINE証券をチェックしてみてください。