一人暮らしのガス代の平均いくら?都市ガス・プロパンガスの料金の違いやガス代を節約する方法を解説

一人暮らしのガス代の平均料金はいくら?都市ガス・プロパンガスの違いと節約方法を紹介

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生活・暮らし

一人暮らしをしていると、電気代やガス代、水道代など、なにかと光熱費に悩まされることがあります。

一人暮らしの場合、ガス代はどれくらいが平均的な金額なのでしょうか。また、地域や季節によってどれくらいの差があるのでしょうか。

ガス代を節約するには、普段からガスの利用量を節約する意識を持つことに加え、ガス会社そのものを見直すことも大切です。

今回は、一人暮らしの方向けに、平均的なガス代の目安とガス代を少しでも節約するためのおすすめ節約術を紹介します。

また、一人暮らしの方におすすめのガス会社も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 一人暮らしのガス代の目安
  • 一人暮らしは都市ガスとプロパンガスならどちらが良いか
  • ガス料金を少しでも安くする節約術
  • 一人暮らしにおすすめのガス会社
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一人暮らしのガス代の目安

自分のガス代が高いのか安いのかを判断する基準の1つとして、一人暮らしのガス代の平均を把握しておくことも大切です。

  • 一人暮らしのガス代年間平均
  • 一人暮らしの季節ごとのガス代平均
  • 一人暮らしの地域別のガス代平均

それぞれ紹介します。

一人暮らしのガス代の年間平均

一人暮らしのガス代の年間平均は、総務省の家計調査によると1か月約3,331円でした。これは、2022年の平均値です。

10年前の2012年は3,275円、5年前の2017年は3,080円だったことから、平均して3,000円代前半程度が一人暮らしの平均的なガス料金であることがわかります。

参照:家計調査|総務省

一人暮らしの季節ごとのガス代平均

ガス代は、季節によっても変動します。一人暮らしの季節ごとのガス代平均は、以下の通りです。

2022年10月~12月 2023年1月~3月 4月~6月 7月~9月
2,777円 4,430円 3,304円 2,140円

参照:家計調査|総務省

このデータから、1月~3月の冬にあたる時期は、ガス代が高くなる傾向です。

冷水をお湯に温める際に温度差があることや、ガス暖房器具、お風呂の追い炊きなど、ガスの使用量が増加することが影響していると推察されます。

一人暮らしのガス代の地域別平均

ガス代は、地域によっても料金に差が出ます。
ここからは、地域別の一人暮らしのガス代平均を見ていきましょう。

北海道・東北地方 関東地方 北陸・東海地方 近畿地方 中国・四国地方 九州・沖縄地方
3,704円 3,224円 3,404円 3,395円 2,899円 3,481円

参照:家計調査|総務省

2022年度の一人暮らしのガス代平均ですが、もっとも安い中国・四国地方ともっとも高い北海道・東北地方を比べると1,000円近く差があることがわかります。

あくまで平均値ではありますが、ガス代を安くしたいのであれば地域によっても差があることを念頭に置いて、今よりも安くできる方法はないかを判断することが大切です。

一人暮らしは都市ガスとプロパンガスならどちらが良い?

ここからは、一人暮らしのガス料金で比較した場合、都市ガスとプロパンガスならどちらの方が安く済むのか、賃貸物件でも契約先を変更できるのかを解説します。

料金の安さで選ぶなら都市ガスがおすすめ

料金の安さで選ぶのであれば、プロパンガス(LPガス)よりも都市ガスがおすすめです。

■プロパンガスとは
プロパンガスは液化石油ガスのことで、住宅ごとにガスボンベが設置されているタイプのものです。ガス管を経由して供給されている都市ガスとは異なり、ボンベの交換が必要になります。

プロパンガスは、都市ガスの約1.5倍の料金になることが多く、ガス代を安く抑えたいのであれば都市ガスの利用がおすすめです。

ただし、都市ガスはその名の通り都市部を中心に供給されているため、地域によっては対応していない場合もあるので注意しましょう。

賃貸物件は契約内容次第で選べない場合もある

2017年4月にガスの自由化が行われて以降、消費者がガス会社を自由に選択できるようになりました。

基本的には、戸建てやマンション、分譲・賃貸を問わず、任意でガス会社を選択できます。

ただし、賃貸物件の中には契約上ガス会社の変更や指定を禁止としているケースがあるため、変更する際は事前に確認しておかなければなりません。

また、アパートやマンション全体でガス会社が一律契約となっている場合も、変更できない可能性が高いため注意してください。

【今すぐできる】一人暮らしのガス料金を下げる節約術8選

一人暮らしでも以下の方法を意識すれば、ガス料金の節約が可能です。

  • シャワーヘッドを節水タイプに変える
  • シャワーを出したままにしない
  • お風呂の追い炊きの回数を減らす
  • 冷凍食材を解凍してから調理する
  • 鍋からはみ出るほどの強火で調理しない
  • 給湯温度を低めに設定する
  • 厚着で暖房器具の使用量を減らす
  • ガスの契約先を変える

それぞれ詳しく解説します。

シャワーヘッドを節水タイプに変える

お風呂のシャワーヘッドを節水タイプに変えることで、ガス料金の節約ができます。

節水タイプのシャワーヘッドは、シャワーの水が出てくる穴が通常よりも小さく作られており、小さな穴から放出される水の水圧が高くなる仕組みです。

水圧が高いため、節水しながらも水の勢いをしっかりと感じ取れるようになっています。

水の使用量を減らす工夫をするのが苦手な方でも、節水シャワーヘッドに交換するだけでガス料金の節約につながる点がメリットです。

また、ガス料金だけでなく水道代の節約にもつながるため、光熱費全体の節約にも役立ちます。

シャワーを出したままにしない

ガス料金は、ガスの使用量に応じて増えるため、シャワーのお湯を出したままにしないのも節約につながります。

手元でオンオフができるシャワーヘッドに取り替えて、小まめに止めるように意識するなど、出し続ける時間を作らないことが大切です。

また、体が温まらずシャワーを浴び続けているのであれば、浴槽にお湯を張った方が節約につながる可能性もあります。

どちらにしても、長時間シャワーを出し続けないように意識してみましょう。

お風呂の追い炊きの回数を減らす

お風呂の追い炊き回数を減らすのも、ガス料金節約におすすめです。

とくに、一人暮らしであればお湯を溜めてから冷める前に入浴を済ませれば良いため、追い炊きを一度も行わずに済ませることもできます。

また、半身浴をする際などに浴槽のお湯が冷めないよう、アルミ製のシートなどを用いて、温度維持を図るのも効果的です。

温度が下がるほど追い炊きにかかるガス料金が増えるため、可能な限り冷める前に入浴を済ませる意識を持ちましょう。

冷凍食材を解凍してから調理する

調理時にガス料金を節約するには、冷凍食材を使用する際に解凍を済ませてから調理する方法があります。

煮込み料理などで鍋に凍ったままの食材を投入すると温度が下がって調理に時間を要し、ガス使用量が増加するためです。

前もって冷蔵庫で解凍したり、短時間であれば常温で解凍を済ませておくのも良いでしょう。

また、電子レンジの解凍機能を利用して解凍してから調理するのもおすすめです。

鍋からはみ出るほどの強火で調理しない

調理時のガス料金を節約するのであれば、火力を必要最小限に抑えることも大切です。

鍋からはみ出るほど強火で調理するのは、必要以上にガス料金が高くなる原因になります。

また、少量のお湯を沸かすのであれば電気ケトル、多量に沸かすのであればやかんを使用するなど、使い分けるのも良いでしょう。

そのほかにも、熱伝導に優れた調理器具を使うことで、調理にかかる時間短縮にもつながります。

給湯温度を低めに設定する

給湯設備の温度設定が可能であれば、給湯温度を低めに設定するのもガス料金節約に効果的です。

冬場は高い温度に設定したくなりますが、45℃前後に抑えておく方がガス料金の節約につながります。

ただし、サーモスタット混合栓と呼ばれる蛇口横に温度調節レバーがついている水栓機器の場合は、50~60℃が推奨されている点に注意しましょう。

これは、サーモスタット混合栓の温度調節は、使用温度の10℃以上の給湯温度に設定されていた方が機能しやすいためです。

水ハンドルとお湯ハンドルを両方捻って温度調節するタイプの場合は、50℃以下に設定しても問題ありません。

厚着で暖房器具の使用量を減らす

ガス暖房器具を使用している場合は、使用量を減らすのも節約につながります。

厚着をするなど衣類で調節するほか、湯たんぽなどの温かさが長く持続するグッズを活用するのもおすすめです。

また、複数部屋で暖房器具を使うのではなく、一部屋に集約させるのも暖房機器の無駄な使用を抑えることができます。

とくに、部屋全体を温めてくれるガスファンヒーターは、帰宅直後の部屋の温度を上げるために使用し、温度維持のためにエアコンに切り替えるなどの使い方をすると良いでしょう。

ガスの契約先を変える

一人暮らしのガス料金を安くするなら、ガスの契約先を変えるのも効果的です。

ガス料金の設定はガス会社によって異なるため、比較した上で安く利用できるガス会社への乗り換えを検討しましょう。

賃貸物件やアパート・マンションの中には、ガス会社を変えられない契約内容になっている場合もあるので注意が必要です。

ガス会社の乗り換えでキャッシュバックが受けられるキャンペーンが実施されていたり、電気やウォーターサーバーとセットで契約するとさらに割引になったりすることもあります。

一人暮らしのガス料金節約におすすめの都市ガス会社

一人暮らしのガス料金を安くするのにおすすめの都市ガス会社を紹介します。

ただし、ガスの供給エリアの対象外の場合は利用できない点に注意しましょう。

エリア別のおすすめガス会社は、以下のページで紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

エルピオ都市ガス

都市ガスの乗り換え先を選ぶなら、エルピオ都市ガスがおすすめです。

ガス料金は、基本料金に、1㎥あたりの使用量に対して料金が設定されている従量料金を加算した金額が請求されています。

ガス会社 基本料金 従量料金
東京ガスの料金 759.00円 145.31円
大阪ガスの料金 759.00円 174.81円
東邦ガスの料金 759.00円 208.82円
エルピオ東京ガスエリア 975.00円 125.11円
エルピオ大阪ガスエリア 720.29円 165.89円
エルピオ東邦ガスエリア 714.00円 198.00円

※月間使用量0~20㎥の料金

東京ガスエリアのエルピオ都市ガスは、基本料金が高めに設定されている反面、従量料金が他社より安く設定されている点が特徴です。

大阪ガスエリアや東邦ガスエリアの場合は、基本料金・従量料金共に安く設定されており、お得にガスを利用できます。

電気や床暖房、光回線、ウォーターサーバーなどとのセット割もあるため、より安く利用したい場合はセットでの契約もおすすめです。

大手ガス会社ならセット割がおすすめ

大手以外のガス会社を利用する場合、原料費調整額に上限がない点が心配になる方もいるでしょう。

■原料費調整額とは
原料(天然ガスなど)や為替の価格変動に合わせて、徴収するガス料金を調節する料金設定のこと。上限がないとガス料金が急激に高騰することがある。

大手以外のガス会社は、原料費調整額に上限を設けない代わりに普段のガス料金が比較的安く設定されている特徴があります。

一方で、大手ガス会社は原料費調整額に上限を設けているため、仮に原料費や為替の高騰が起こっても極端にガス料金が高くなることはありません。

もし大手ガス会社を利用したいのであれば、電気とのセット割の利用がおすすめです。電気もガス会社で契約すれば、光熱費を割引してもらうことができます。

一人暮らしでもガス料金は安くなる!節約とガス会社選びが大切

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一人暮らしでもガス料金を節約する方法は多数あります。

  • シャワーヘッドを節水タイプに変える
  • シャワーを出したままにしない
  • お風呂の追い炊きの回数を減らす
  • 冷凍食材を解凍してから調理する
  • 鍋からはみ出るほどの強火で調理しない
  • 給湯温度を低めに設定する
  • 厚着で暖房器具の使用量を減らす
  • ガスの契約先を変える

すべて取り入れることができない場合でも、できることから始めればガス料金を少しずつ節約できるようになるでしょう。

また、ガス会社の乗り換えもガス料金の節約に効果的ですが、賃貸契約やアパート・マンションの状況次第では、ガス会社の乗り換えができない場合もあります。

ガス会社の乗り換えを検討するのであれば、まずは物件の契約内容を確認して乗り換え可能か判断しましょう。