アコムの審査は厳しい?甘い・ゆるい?審査基準と審査に落ちる原因を解説

アコムの審査は厳しい?甘い・ゆるい?審査基準と審査に落ちる原因を解説 アコム

アコムのカードローンを利用するとなると、アコムが定める審査に通過しなくてはなりません。

ここで気になるのが、アコムの審査難易度ですよね。審査は甘いのか厳しいのか。

また審査に通過するには、審査に通過するコツなどを駆使することが大切です。

そこで今回は、大手消費者金融のアコムの審査について徹底的に解説をしていきます。

「アコムの審査に通過したい」「アコムの審査ではどういうポイントを審査されるのか知りたい」

そんなかたは、ぜひ今回の記事をチェックしてみてください。

この記事で分かること

  • アコムの審査難易度はゆるい・甘いのか
  • アコムの審査時にチェックされる項目とは
  • アコムで審査落ちとなりやすい特徴とは
  • アコムの審査の通過率を上げるコツは

C監修 FP 飯田道子
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、海外生活ジャーナリスト。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔も持つ。

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  1. アコムの概要|金利・利用限度額
    1. アコムの特徴
  2. アコムの審査は厳しい?ゆるい・甘い?審査基準を紹介
    1. アコムの審査通過率
    2. 申込条件はそこまで高い訳ではない
  3. アコムの審査でチェックされる項目
    1. 年収
    2. 勤続年数
    3. 雇用形態
    4. 他社借入の有無
    5. 在籍確認の可否
    6. 過去の利用状況
    7. 保証会社の評価
    8. 限度額
    9. 総量規制
  4. アコムの審査申し込みから融資までの流れ
    1. 【Step1】公式サイトから申し込み
    2. 【Step2】必要書類の提出
    3. 【Step3】審査の開始
    4. 【Step4】在籍確認
    5. 【Step5】審査結果の通知
    6. 【Step6】契約手続き
    7. 【Step7】カード受け取り
    8. 【Step8】借入
  5. アコムの審査に落ちる原因11項目
    1. 収入が不足している
    2. 勤務年数が不足している
    3. 雇用形態が安定していない
    4. 他社借入額が総量規制を超えている
    5. 他社借入件数が多すぎる
    6. 在籍確認が取れなかった
    7. 過去にアコムを利用してトラブルを起こしていた
    8. アコムの審査に何度も落とされた
    9. アコムが保証会社を担当するカードローンでトラブルを起こした
    10. 信用情報に重要な問題がある
    11. 希望借入額が大きすぎる
  6. アコムの審査に通るための4つのポイント
    1. ①借入希望額は少額に抑える
    2. ②審査時に虚偽の申告をしない
    3. ③他社借入を整理する
    4. ④同時に別のローンへ申し込まない
  7. アコムの審査に落ちたらどうする?おすすめの消費者金融3選
    1. キャッシングのエイワ
    2. フクホー
    3. ライフティ
  8. アコムの審査に関する良くある質問
    1. Q.アコムの審査は甘い・厳しい?
    2. Q.アコムの審査に落ちたらどうする?
    3. Q.アコムの審査にかかる時間は?
    4. Q.アコムの審査で用意するものは?
  9. アコムの審査基準は消費者金融では厳しい!対策をしっかり練ろう

アコムの概要|金利・利用限度額

アコム概要
商品名アコム
利用限度額1万円~800万円
金利3%~18%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%

アコムは、大手消費者金融の1つです。CMで名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

金利は3%~18%で、借り入れ限度額は高めの800万円に設定されています。

アコムの特徴を紹介します。

アコムの特徴

アコムの特徴は、初めての利用時に30日間無利息サービスを提供している点です。

「給料日まであと1週間なのにお金が足りない」など、少し借りてすぐ返したいという方にも適しています。

最短即日融資どころか、最短20分で審査完了という驚異的なスピード融資を謳っているのも特徴です。

審査に問題がなければ、業界トップクラスのスピード融資が受けられます。

アコムの審査は厳しい?ゆるい・甘い?審査基準を紹介

アコムの審査難易度をチェックしていきましょう。アコムの審査は甘いのでしょうか。

結論から申しますと、アコムの審査難易度は、普通です。

一般的にカードローンの審査難易度が、金融機関ごとに段階があります。

それでは、金融機関ごとに審査難易度をチェックしていきましょう。上から審査の厳しい順に紹介します。

  1. 銀行系カードローン
  2. 大手消費者金融
  3. 中小消費者金融

一般的に銀行が提供している銀行系カードローンの審査が一番厳しいとされています。

大手消費者金融のアコムは、銀行系カードローンに比べると審査が甘い傾向にありますが、中小消費者金融と比べると審査が厳しい傾向にあります。

そのためアコムの審査難易度は普通であると言えます。

アコムの審査通過率

2023/32023/42023/52023/62023/72023/8
新規申込数(件)775,64986,75389,63680,80375,45285,095
新客数(件)309,61935,31438,17634,62032,13635,733
新規貸付率(%)39.940.742.642.842.642.0

(引用:アコム「マンスリーレポート」

アコムは公式HPでマンスリーレポートを公開しており、直近の新規申込数や貸付率を発表しています。

これによると、2023年3月~8月の新規貸付率は40%前半で推移しています。

こうしてみると、お金に困った方の6割は審査に落ちてしまっていることが分かります。

申込条件はそこまで高い訳ではない

アコムは誰でも申し込めるわけではありません。申し込みができる条件が定められています。

アコムの申し込み条件
  • 20歳以上
  • 安定した収入
  • アコムの利用が初めてである※

※アコムの利用は2回目以降だと必ず使えないという訳ではありません。
過去に取引があった場合は総合サポートデスクに連絡をする必要があります。

上記を満たしていなければ申し込んでも審査に落ちてしまいます。

審査に落ちればその記録は残ってしまいますから、ステータスを下げないためにもむやみに申し込まないようにしましょう。

最も気になるのが「安定した年収」ですが、高い収入が必ずしも必要な訳ではなく、パートやアルバイトの方でも問題はありません。

どちらかといえば、正社員でも転職を繰り返している人などは要注意。毎月きちんと返済できる人をアコムは求めています。

アコムの審査でチェックされる項目

アコムが審査をしている項目は多数ありますが、その中でも審査に大きく影響している項目は以下の通りです。

アコムの審査項目
  • 提示した年収
  • 提示した勤務年数
  • 雇用形態
  • 他社借入の有無
  • 在籍確認の可否
  • 過去にアコムを利用している状況
  • アコムが保証会社を担当しているカードローンの利用状況
  • 希望している限度額
  • 総量規制に関連する問題

以上の項目を審査して、最終的に問題がなければお金を借りられます。

何らかの問題が起きており、お金を貸せないと判断された場合は審査に落とされてしまいます。

全ての項目をしっかり確認し、問題なく借りられる状況を作ったほうが良いでしょう。

ここからは審査項目について詳しく説明します。

年収

重要な項目の1つが提示した年収です。

提示する年収は昨年度の年収であり、現時点での年収ではありません。

間違って今年の見込み年収を提示しないように注意してください。

年収額が多ければ多いほど、審査を通過できる可能性は高くなります。

一方で年収額が不足している場合、限度額を下げない限りアコムは審査を通過させてくれません。

場合によっては最低限度に近い10万円程度の限度額しか得られない場合があります。

しかし、アコムとしては年収をあまり持っていない人には多くの借入はさせたくないのです。

多くの年収を持っていて、返済能力がしっかり確保されている人にはお金を貸すようにしています。

年収を多く確保しないと大きな借入ができないどころか、審査に落とされる可能性もあると考えてください。

なお、年収額が足りない場合は、限度額を調整すれば審査を通過できる場合もあります。

勤続年数

提示した勤務年数によって判断が分かれます。

勤務年数は同じ仕事を何年続けているかを示す情報です。

同じ仕事を長く続けていない場合、アコムは信用が得られないと判断し、審査に落とす場合もあります。

特に半年以内の勤務年数しか持っていない人は注意してください。

1年以上の年数があれば、ほぼ審査に影響はありません。

より高い信用を得たいと考えているなら、最低でも2年程度の勤務年数は確保しておきましょう。

雇用形態

雇用形態は審査に大きく影響しています。

雇用形態というのは正社員か非正規雇用なのかを判断するために記載しなければなりません。

正社員の人は審査を通過できる可能性は高くなります。

理由は安定した収入を確保できると判断されるためです。

一方で非正規雇用の場合は審査に落とされる可能性が出てくるので注意してください。

必ずしも正社員でなければアコムの審査を通過できるわけではありませんが、審査を通過したいなら雇用形態にも気を付けておきましょう。

なお、個人事業主のように仕事をしている情報がわかりづらい職業の場合、正しい情報を提示しないと審査に大きく影響してしまいます。

仕事の情報や収入など、安定して仕事ができていると判断される情報をしっかり提示しておきましょう。

他社借入の有無

お金を借りている情報はアコムにとってあまりいいものではありません。

他社借入は、返済能力が失われている証拠として扱われる可能性があるからです。

とくに、3社以上から借り入れをしている場合、審査に落とされるかもしれません。

更に他社の返済が優先されることで、アコムの返済ができないのではないかと考える場合もあります。

従ってアコムにとって、他社借入というのは非常に厄介な問題なのです。

他社借入に関連する情報は、必ず提示しなければなりません。

提示しない場合は、虚偽の記載をしていると判断される場合があります。

忘れていたという考えは持たないようにして、確実に審査を通過できるように他社借入を示すようにしましょう。

なお他社借入は金額までしっかり記述しないと審査に影響します。

金額を確認してから記載するように心がけてください。

在籍確認の可否

通常の融資審査では、在籍確認によって本当に仕事をしているか判断しますが、アコムでは原則在籍確認なしでも契約可能です。

在籍確認は大半の会社が採用している勤務先への確認と考えてください。

勤務先が本当に仕事をしているのか判断するほか、在籍して仕事をしているか判断するために電話を入れます。

電話で本人が在籍していると確認できれば、問題なく審査は通過できます。

一方で在籍している情報が得られなかった場合、もしくは会社側が電話に出てくれないなどの問題が起きた場合、審査を通過できない場合が多くなります。

電話に出られる状況をしっかり確認しておきましょう。

また、アコムは在籍確認の電話を回避する方法も準備しています。

どうしても電話に出られない問題が起きている時は、アコムに相談して電話以外の方法で対処してもらいましょう。

過去の利用状況

過去にアコムを利用して解約している場合、アコムを利用している情報が会社に残されています。

アコムを利用している状況は審査に大きく影響するため、過去に利用している人は気を付けてください。

過去にアコムを正しく利用して、必要ないので解約した場合は、悪い情報が残されていないので審査に影響はありません。

一方でアコム側から強制的に解約されている場合は、アコムを利用している状況が著しく悪い状態と判断され、審査に大きな影響を及ぼします。

過去に利用している状況を思い出してから、アコムの審査を受けてください。

なお、アコムの利用状況が審査に影響するのは悪い場合だけで、良い情報が残されている場合は特に影響なく審査が進みます。

保証会社の評価

アコムは保証会社として審査を実施するカードローンも多数あります。

アコムは消費者金融としてお金を貸すのが主な役割ですが、他にも銀行カードローンの保証会社として審査を担当し、銀行側に保証できると説明する役割もあります。

保証会社として活躍するアコムは、銀行カードローンの審査情報も残しており、悪い情報を持っているユーザーは把握しています。

もし、アコムが保証会社を担当する銀行カードローンを利用している場合、利用している状況によってはアコムの審査に影響するかもしれません。

具体的には、アコムが保証会社の銀行カードローンで返済していない場合や、強制的に解約される状況が作られると審査にかなり影響します。

また、保証会社として審査をしたアコムに保証できないと判断された場合も、アコムの審査に影響する場合があります。

アコムの審査に影響しないように心がけるなら、できる限りアコムが保証会社を担当するカードローンは避けたほうがいいでしょう。

なお、保証会社として審査をした際に問題がなければ、アコムの審査ではプラスに働く場合もあります。

限度額

アコムが希望している限度額がどれくらいなのかを判断し、最終的に審査を通過させてもいいか判断します。

限度額はアコムでは800万円を上限として希望できますが、最終的に設定される限度額は収入や他社借入によって制限されます。

限度額が高ければ高いほど審査の難易度は高くなり、場合によっては審査を通過できない恐れがあります。

一方で限度額を最小限に設定すると、必要な返済能力が大幅に下がるため、低収入者でも審査を通過できる可能性があります。

審査を通過するなら限度額を引き下げたほうがアコムを利用しやすいのです。

ただ、必要な限度額がどれくらいか自分で考えておかないと、予想以上に高い限度額を希望する場合があります。

あまり高い限度額を希望しないように気を付けてください。

総量規制

総量規制は借入を制限させるために設けた法律で、年収の3分の1以上は借りられなくなります。

以前は銀行カードローンは無制限としていましたが、ここ最近は銀行側が自主規制を実施したため、銀行でも総量規制に近い対応が取られています。

アコムは消費者金融ですので、総量規制は必ず適用されます。

総量規制を超える借入は絶対にできません。

仮にアコムに申し込んでも、希望金額が総量規制を超えていると、無理だと判断されて審査に落とされる場合があります。

また、総量規制を超える借入の場合、審査を通過できる場合でも限度額が大幅に引き下げられる可能性もあります。

審査を通過するなら、総量規制のルールをしっかり理解すると同時に、アコムは消費者金融で総量規制が影響する会社だと考えておきましょう。

アコムの審査申し込みから融資までの流れ

アコムの審査基準は分かったけど、申し込みから実際にお金を借りるまではどのように進められていくのかが知りたい

アコムの審査申し込みは、どのようなステップで進んでいくのでしょうか。

よりスムーズに審査の通過を目指すのであれば、審査のステップをあらかじめ把握しておき、事前に準備をしておくことが大切です。

アコムの審査の流れをチェックしていきましょう。

アコムの審査ステップ
  1. 公式サイトから申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 審査の開始
  4. 在籍確認
  5. 審査結果の通知
  6. 契約手続き
  7. カード受け取り
  8. 借入

申し込みスタート時の方法にはネットの他にも方法がありますが、申し込みの流れは上記のステップで進められていきます。

【Step1】公式サイトから申し込み

アコムの審査の申し込み方法には、下記の4種類があります。

  • インターネット
  • 電話
  • 店頭
  • 自動契約機

都合のいい申し込み方法で申し込みを行うことが可能です。

アコムでは電話や店頭窓口などの申し込み方法がありますが、おススメはスマホやパソコンなどのインターネットからの申し込みです。

店頭や自動契約機の場合、近くにアコムの店頭が無いと不便です。

その点インターネット申し込みでは、全てネット上で申し込み・手続きが完了できるため、わざわざ店頭に来店する必要がありません。

忙しい方でもスマホやパソコンで申し込みが完結するため、簡単に進めていくことができます。

※2023年3月31日(金)をもって全店舗閉店しております。

【Step2】必要書類の提出

アコムの審査申込で必要な書類は、本人確認書類と収入証明書の2種類です。

本人確認証明書は、下記のような顔写真付きのものから選ぶようになります。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード(表のみ)
  • 住民基本台帳カード
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード

収入証明書は、アイフルの利用限度額が50万円を超える場合、および他社借入を含めて100万円を超える場合に提出が必要となります。※

※上記は原則であり、審査状況によっては条件外でも収入証明書の提出が求められることがあります。

収入証明書として提出できるのは、下記のような書類です。

  • 源泉徴収票(直近/最新分)
  • 給与明細書(直近2ヶ月分)
  • 確定申告書/青色申告書
  • 住民税決定通知書/納税通知書
  • 所得(課税)証明書
  • 年金通知書

【Step3】審査の開始

申込および必要書類の提出をおこなったら、審査が開始します。

審査状況によりますが、問題がなければ最短20分での融資が可能です。

【Step4】在籍確認

アイフルは、原則として在籍確認の電話がありません。

ただし、しんざ状況によっては、アイフルから連絡が来るケースがあります。

アイフル公式が公開しているデータによると、2023年4月1日~5月31日の間で、Webもしくは無人店舗で申込・契約をしたお客様のうち、在籍確認の電話があったのは全体の0.3%のみでした。

【Step5】審査結果の通知

アコムの審査では在籍確認の後に審査結果が通知される流れとなっています。

アコムでは、メールか電話にて審査結果が通知されます。

【Step6】契約手続き

審査に通過したら、次に契約手続きに移ります。

カード受け取り方法を選択の上、口座の振り替え登録をおこなえば完了となります。

カードレスを選択すれば、郵送物を受け取らず、すぐに融資を受けることができます。

【Step7】カード受け取り

審査通過後、アコムでは融資のためにローンカードの受け取りを行う必要があります。

そのため、カードの受け取り方法を選択する必要があります。

受け取り方法としては、郵送もしくは自動契約機での受け取りとなります。

ただし、現在アコムはカードレスでの借入も可能で、必ずしもカードの発行が必要という訳ではありません。

【Step8】借入

審査結果に基づいて限度額を設定されます。限度額の範囲内なら、好きなタイミングで自由に借入可能です。

アコムの審査に落ちる原因11項目

アコムの審査に落とされる原因は多数ありますが、その中でも比較的発生しやすい事例について説明します。

実際にアコムの審査に落とされる原因は以下の通りです。

アコムの審査に落ちる原因
  • 収入が不足している
  • 勤務年数が不足している
  • 雇用形態が安定していない
  • 他社借入額が総量規制を超えている
  • 他社借入件数が多すぎる
  • 在籍確認が取れなかった
  • 過去にアコムを利用してトラブルを起こしていた
  • アコムの審査に何度も落とされた
  • アコムが保証会社を担当するカードローンでトラブルを起こした
  • 信用情報に重要な問題がある
  • 限度額があまりにも多すぎる

以上のケースに当てはまる場合、審査に落とされる可能性が高くなります。

中には100%の確率で審査に落とされる項目もあるので気を付けておきましょう。

しっかり対策をして、確実にアコムを利用できる状況を作りましょう。

ここからは、審査に落ちる原因とその理由を詳しく解説します。

収入が不足している

アコムを利用するための収入が不足していると審査に落とされてしまいます。

審査に落とされる収入は、希望している限度額によって変わります。

高い限度額を希望した場合は、相当高い年収を確保しない限り審査に落とされてしまいます。

一方で低い限度額を希望している場合、余程収入を持っていない場合を除けば審査に落とされる可能性は低くなります。

なるべく高い限度額を希望するなら、高い収入を確保したほうがいいでしょう。

なお、無収入者は絶対に審査落ちを受けてしまいます。

収入を持っていない人は返済能力がないと判断されるからです。

収入を持っていないのにアコムの審査を受けないように注意してください。

勤務年数が不足している

勤務年数はアコムが信用して返済できるかと判断するために必要な情報です。

勤務年数が1年未満と判断された場合は審査に落とされる可能性があります。

半年を超えていない場合はほぼ審査に落とされてしまうので、半年以上の勤務状況は確保してください。

また、専業主婦と無職は審査に落とされてしまいます。

仕事をしていない人は、消費者金融の借入ができないからです。

アコムは消費者金融ですので、仕事をしていない人にお金を貸せる状況は作ってくれません。

どうしてもアコムから借りたいと考えているなら、最低でも半年以上の仕事をするように心がけてください。

雇用形態が安定していない

雇用形態が安定していない場合、審査に落とされてしまいます。

安定した雇用形態というのは、フルタイムの直接雇用の社員である、正社員のような人です。

一方で雇用期間が制限されている期間工の場合、雇用が安定していると判断されない場合が多く、審査に落とされてしまいます。

また、アルバイトの場合、働いている年数が短いと審査に落とされてしまいます。

アコムは働いている年数が足りないと判断される場合、お金を貸すメリットがないと判断して審査に落としてしまうのです。

アルバイトの人は長く仕事をするように心がけ、ある程度信用させるまでは審査を受けないようにしましょう。

他社借入額が総量規制を超えている

他社借入額が総量規制を超えている場合、アコムは総量規制のルールに従って審査に落としてしまいます。

アコムは消費者金融としてサービスを提供する以上、総量規制のルールを破ってお金を貸すわけにはいきません。

もし総量規制のルールを破って貸していた場合、アコムが罰則を受けてしまいます。

アコムが罰則を受けると信用が大きく失われ、場合によっては消費者金融として経営を続けられなくなります。

こうした信用を失う問題を避けるため、他社借入が総量規制を超える数字だと判断した段階で審査に落としてしまいます。

審査に落とされたくない場合は、他社借入を持っていたとしても総量規制を超える状況を作らないようにしましょう。

年収の3分の1以上に達している借入があるなら、まずは返済して基準以下に借入額を抑える必要があります。

他社借入件数が多すぎる

仮に総量規制を超える借入をしていなかった場合でも、他社借入件数が多すぎる場合は審査に落とされてしまいます。

アコムは他社借入金額が多すぎる場合も審査に落としてしまいますが、他社借入件数が多すぎる場合も返済されないと判断して審査に落ちます。

複数から借り入れがあるということは、当然のことながら、借入総額も大きくなります。

また、借り入れ件数が少なくても、借入総額が大きいときには審査に通ることは難しくなってしまいます。

在籍確認が取れなかった

在籍確認をしても本人が在籍していないと告げられた場合、アコムは在籍確認が取れないと判断して審査に落としてしまいます。

アコムとしては、会社に所属しているという前提でお金を貸すようにします。

しかし、在籍確認をしても本人が在籍していないと告げられてしまえば、お金を貸すリスクが高すぎると判断するのです。

従って在籍確認が取れない場合は審査に落としてしまうのです。

また、在籍確認の電話を入れても会社側が出てくれないなど、電話に出ない期間が長すぎる場合も審査に落とされてしまいます。

電話に出られない期間が長い場合は、アコムに問い合わせて書類による確認に切り替えてください。

どうしても電話に出られない理由を告げれば、アコム側がしっかり対処してくれます。

過去にアコムを利用してトラブルを起こしていた

過去にアコムを利用していた経験はあるものの、トラブルを起こしてアコムから強制的に解約されていた場合は審査に落とされてしまいます。

アコムはトラブルを起こすユーザーをとにかく嫌っており、問題を起こしたユーザーは徹底的に排除する方針を取っています。

特に過去にアコムを利用しているユーザーの中で、以下の状況に該当する人は審査を通過できません。

アコムにログインできない理由
  • 返済していなかった
  • 債務整理で強制的に借金を減額した
  • アコムの連絡に応じなかった
  • アコムと裁判をした
  • 大きな過払い金請求をした

以上の理由に該当する場合は、アコムの信用を大きく失っているほか、アコム側がブラックリストに掲載しているために審査を通過できません。

過去に問題を起こしていると思っているなら、アコムの審査は受けないほうがいいでしょう。

なお、債務整理の場合は他社も含めて審査に落とされてしまいます。

借金減額は一時的なメリットはあるものの、将来的には借りられない期間が長いなどのデメリットもあるので、慎重に考えて実施したほうがいいでしょう。

また、アコムと裁判をすると今後一切借りられない可能性が高くなります。

余程のことがなければアコムに過払い金を請求する裁判は避けたほうがいいかもしれません。

アコムの審査に何度も落とされた

過去にアコムの審査に何度も落とされていると、アコムは信用できないと判断して審査をしません。

審査に何度も落とされている人を審査するのは、アコムにとって時間の無駄なのです。

更に、何度も申込みをして審査を要求しているのは、アコムにとって迷惑行為だと判断されています。

従ってアコムの審査に何度も落とされている場合、審査を通過できないどころか審査すら実施されず、審査落ちの連絡を受けてしまうのです。

更にブラックリストに掲載される可能性が高く、最悪の場合はアコムを二度と利用できなくなります。

アコムとの間で問題を起こし、今後借入ができなくなるのは避けたほうがいいでしょう。

何度も審査を受けるのではなく、審査を受けるタイミングをしっかり考えるなどの対策を取り、アコムの審査を通過できるようにしましょう。

アコムが保証会社を担当するカードローンでトラブルを起こした

アコムが保証会社を担当しているカードローンでトラブルを起こした場合も、アコムの審査に落とされてしまいます。

一見すると他社カードローンのトラブルは影響がないように思われますが、実は違います。

アコムが保証会社を担当していたカードローンの場合、トラブルが起きた場合はアコム側にも情報が通知されているのです。

その結果、アコムはこのユーザーにはお金を貸せないと判断し、申込みを断って審査に落としてしまうのです。

他社のカードローンだったとしても、アコムが保証会社を担当している場合は注意したほうがいいでしょう。

なお、トラブルは信用情報を悪化させる原因です。

仮にアコムが保証会社を担当していなかった場合でも審査に影響する場合があります。

信用情報に重要な問題がある

信用情報に重大な問題が多く残されており、審査を通過できないと判断される場合があります。

信用情報に残されている重大な情報は以下の通りです。

信用情報の重大な問題
  • 他社借入を返済していない
  • 他社借入の減額をしている
  • 審査落ちを繰り返している

以上の情報が残されていると、アコムの審査は通過できません。

他社借入に関連する情報は、アコムにとって返済されないリスクを増やすだけで、信用できないと判断される可能性が高いのです。

審査落ちを繰り返している場合も、審査を通過させられないと判断される要因が増えるだけなので、アコムとしてはお金を貸す判断をしてくれません。

審査落ちなどを受けないように、しっかりと対策をしてから審査を受けるように心がけてください。

希望借入額が大きすぎる

希望している限度額が大きすぎる場合、総量規制を超える借入と判断されて審査に落とされてしまいます。

限度額の数字は総量規制で借りられる限界までに制限されています。

希望している限度額が総量規制の数字を超えていると、限度額を訂正するか審査に落とされてしまうのです。

基本的に少額のオーバーであれば訂正され、明らかにオーバーしていると判断される場合は審査に落とされます。

つまり高い限度額を希望した場合は、審査に落とされる可能性が高くなるのです。

収入不足の人はあまり高い限度額を希望しないほうがいいでしょう。

アコムの審査に通るための4つのポイント

ここまでは、アコムの審査に落ちてしまいやすい人の特徴をご紹介してまいりました。

しかしより審査の通過率を上げるには、審査に落ちやすい特徴を把握して対策を練った上で、審査に通りやすくするコツを駆使することが大切です。

そこでここでは、アコムの審査に通過するためのコツをご紹介していきます。

アコムの審査に通過しやすくするコツ
  1. 借入希望額は少なめにして申し込む
  2. 審査時に虚偽の申告をしない
  3. 他社で借入がある場合は整理をしておく
  4. 複数のカードローンに同時に申し込みを行わない

各コツをもう少し詳しく解説していきます。

①借入希望額は少額に抑える

確実にアコムの審査に通過したいのであれば、借入希望額は少なめ・必要最低限にして申し込みを行いましょう。

審査担当者としては、融資額が高額になればなるほど、返済が滞るリスクが高まります。一回の返済額が高額になってしまい、返済が困難になってしまうためです。

しかし借入希望額が少ないと、借入希望額が少なめであれば月の返済額も高額にならず、滞納されるリスクは下がります。

そのため借入金額が少ないほうが、審査担当者としても融資を行うリスクが少ないです。

確実に審査に通過したいときは、借入希望額を最低限にとどめましょう。

②審査時に虚偽の申告をしない

アコムの審査に通過したいからと、情報を盛るなどを行い、虚偽の申告を行うことは絶対に控えましょう。

アコムの審査では、利用者に返済能力があるかどうかを判断するために給与額などを審査を行いますが、それと同じくらい利用者の信用力も厳しくチェックを行います。

信用力とは、これまでのキャッシングの利用状況が保管されている信用情報でも判断されますが、単純に利用の中でもごまかしたり嘘をついたりしないか?なども、審査時に厳しくチェックを行います。

審査では、申告された情報に相違が無いかを信用情報や提出された書類などを元に整合性も厳しくチェックが行われます。

そのため虚偽の申告を行うことは絶対にやめましょう。

③他社借入を整理する

アコムの審査申し込み時に、すでに他社での借り入れがある場合は自分の債務状況の整理を行いましょう。

借入件数が多い人は下記の対策を行い、審査通過率を高めましょう。

  • 1社でも完済を済ませる
  • 借入先を減らしておく
  • 借入総額を減らす
  • プチおまとめをおこない借入件数を減らす

④同時に別のローンへ申し込まない

もしもアコムの審査に落ちてしまったら困るから、消費者金融をいくつか同時に申し込みを行っておこう…。

このように複数のカードローンを同時に申し込むことは絶対にやめましょう。

複数の商品に同時に申し込みを行うと、申し込みブラックとなってしまいます。

ローンの利用状況は、信用情報機関にその記録が残るようになっています。

審査時には利用者にローンの利用の中で問題が無いか確認するために、信用情報の照会を行います。

実は信用情報では、利用状況だけではなく申し込み状況も確認できるようになっているのです。

カードローンでは特に総量規制を超えてでの融資を行ってしまうと、融資を行ったローン会社側にペナルティが課されてしまいます。同時の申し込みがあると、審査に通過させた際に総量規制を超えてしまう可能性があるのです。

そういったことを未然に防ぐために、同時申し込みが発覚した時点で審査落ちされるようになっています。

申し込みブラックになると半年間はその状態が続くため、新規のカードローンの申し込みが出来なくなるのです。

同時に複数の申し込みを行うことは絶対にやめましょう。

アコムの審査に落ちたらどうする?おすすめの消費者金融3選

アコムの審査に落ちた場合は、比較的審査が通りやすい中小消費者金融の利用がおすすめです。

ここでは、とくにおすすめの中小消費者金融を3選紹介します。

キャッシングのエイワ

キャッシングのエイワ概要
商品名キャッシングのエイワ
利用限度額1万円~50万円
金利10万円未満 19.9436%・10万円以上 17.9507%
担保・保証人不要
必要書類本人確認書類2点必要

キャッシングのエイワは、昭和45年創業の歴史ある中小消費者金融です。

特徴は、対面与信を行っている点で、担当者との面談が融資審査項目の1つとして設けられています。

いわゆる「人柄審査」が実施されており、過去に金融事故を起こした経験がある方でも、現在の返済能力でジャッジしてもらえる点が魅力です。

フクホー

フクホ―

フクホ―概要
商品名フクホ―
利用限度額5万~200万円
金利7.30%~20.00%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%
必要書類運転免許証、顔写真付き身分証明書など

フクホーは、キャッシングのエイワとは異なり、来店不要で申し込みができる中小消費者金融です。

中小消費者金融の中で来店不要としているところは珍しく、フクホーならではのサービスと言えます。

必要書類は全国のセブンイレブンで発行できるため、面談のために足を運ぶ時間が取れない方にもおすすめです。

ライフティ

ライフティ

ライフティ概要
商品名ライフティ
利用限度額1,000円~500万円
金利8.0%~20.0%
担保・保証人不要
遅延損害金20.0%
必要書類運転免許証or顔写真付き身分証明書

ライフティは、中小消費者金融の中でもとくに珍しい「初回利用時35日間無利息サービス」を提供しています。

最低利用金額も1,000円からとなっており、必要なときに必要な金額を最小限利用したい方におすすめです。

フクホーと同様、来店不要で申し込みが可能です。キャッシュカードをもっていれば、全国のセブン銀行ATMで借入れができます。

審査が通りやすいカードローンの選び方やおすすめの消費者金融は、以下のページでも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

アコムの審査に関する良くある質問

アコムの審査に関するQ&Aをまとめました。

Q.アコムの審査は甘い・厳しい?

A.甘い・ゆるいと断言はできません。

誰でも審査に通過するわけではありませんから、きちんと対策をして申し込むべきでしょう。

Q.アコムの審査に落ちたらどうする?

A.最低1か月は審査落ちの記録が残るため、1か月後に再チャレンジするか他のカードローンを検討しましょう。

またお金を工面する方法はカードローンだけではありません。

稼ぐ・モノを売るなどさまざまな角度から考えてみるのも良いですね。

Q.アコムの審査にかかる時間は?

A.最短30分です。

申し込みが多く混雑している場合は、30分以上かかってしまうこともあります。

急いでいるなら、申し込んだ後にアコムに電話して急いでいることを伝えましょう。

優先的に対応してもらえる可能性があります。

Q.アコムの審査で用意するものは?

A.本人確認書類は必須です。

運転免許証あるいはマイナンバーカードなどを用意しておきましょう。

また50万円以上の利用・他社借入を含めると100万円を超える方は収入証明書類もひつようとなります。

事前に用意しておけると、スムーズに手続きが進みますよ。

アコムの審査基準は消費者金融では厳しい!対策をしっかり練ろう

今回は大手消費者金融のアコムの審査について紹介しました。

あらためて今回の記事の内容を振り返っていきましょう。

アコムの審査に通過するためには、下記のポイントを駆使することが大切です。

  • 審査落ちとなってしまいやすい原因を把握した上で対策を行う
  • 審査に通過するためのコツを駆使すること

アコムの審査はそこまで厳しすぎるものではないため、ある程度審査の仕組みを理解して対策を行えば、審査に通過することも難しくありません。

アコムでの借り入れを行うためにも、審査突破を目指しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

C監修 FP 飯田道子
ファイナンシャル・プランナー(CFP)、海外生活ジャーナリスト。
金融機関勤務を経て96年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。趣味が高じてスキーやスキューバーダイビングのインストラクターも経験。現在は、数秘&カラーの上級トレーナーとしての顔も持つ。